クラップスとは
ギャンブルは、東洋でも西洋でも古代の世界から存在しており、人類の歴史とともに脈々と受け継が
れてきました。その長い歴史に中でも最古の分類に入るギャンブル用具に『ダイス』があります。
ダイス、つまりサイコロが存在した証拠は、古代ローマや古代インドなどの遺跡からも見つかっており、
チベット仏教では占いに用いられていたなど宗教的な意味合いでも使われていたようです。
オーソドックスなダイスは6面の立方体で、これを使用したギャンブルには、西洋ではクラップス、
日本では丁半などがあります。
さて、そのクラップスでは、2つのダイスの出目合計で勝負を決めます。
1〜6までの数字を2つ足すので、最少合計は2、最大合計は12です。
出目は36通りあり、合計7が6通り、合計6・8が5通り、合計5・9が4通り、合計4・10は
3通り、合計3・11は2通り、合計2・12は1通りずつになります。
つまり、36通りのうち、7の出る確率だけが1/6で、あとの確率はそれ以下です。
投げ手が1投目で合計7か11を出せば勝ち、2・3・12を出せば負け、その他の数になった場合は、
2投目以降で1投目と同じ合計数を出せば投げ手の勝ち、7を出すと投げ手の負けという具合に進めて
いきます。一番出やすい7を1発で出せば勝ち、でもそれ以降は7を出すと負けとなります。
( ※ 詳細は『「確率」面白すぎる知恵本』ご覧ください )