数学的確率、統計的確率
「このくじが当たる確率は1/10です」と言われたら、10回くじを引いたら
必ず1回は当たるような気になりませんか??
人間というのは、頭で分かっていても、状況によっては確率の意味を「起こりやすさの割合」
ではなく、「起こる割合」ととらえてしまいやすいようです。
このような理論上の確率のことを『数学的確率』と呼びます。
数学的確率は理論的に計算で出した値であって、平均すると2回に1回、あるいは10回に1回
起こりやすいということを表しています。
一方、たくさんのデータを集めて、その中である出来事がどのくらいの頻度で起こっているかを調べる
ことによって、起こりやすさの割合を求める方法を『統計的確率』といいます。
たとえば、実際にコインを何度も投げて、表と裏が出る回数を数え表の出る確率を求める方法があります。
( ※ 詳細は『「確率」面白すぎる知恵本』ご覧ください )